クラスの紹介:
木曜日:19:00-20:30:有料体験はこちら:
- 佐藤金兵衛翁が昭和四十三年春に台湾を旅行し、陳炎順先生と出会い、その後、先生を度々日 本にお招きし、教習をうけると同時に、台湾にも訪問し、当道場に少林金鷹拳が伝わりました。
- 少林金鷹拳は福建省詔安の生まれ劉明善先師の創始によるといいます。劉先生は幼い時から 福建省甫田県の福建少林寺で修業し拳名をとどろかせ、清の道光八年 (1828)に台湾に渡り、打猫(今の民雄牛稠山)に住み、のちに広興庄(西螺広興社 区)にうつり、道光十一年(1831)に振興社という組織をつくって、武術、医学、儒学を教えたといいます。当時は清の末期で政府の勢いは衰え、あわせて内憂外患が続いて おこり、農民や市民は一村一街ごとに自衛団を組織したそうです。この自衛団の訓練に当 ったのが金鷹拳の振興社だそうです。
- 金鷹拳三世の蔡秋風の高弟で四世の呉幸先生は彰化市の南揺宮(媽祖廟)に道場を設け武術と五経と医薬を教えたといいます。陳炎順先生はその時の弟子で金鷹拳五世の拳師だといいます。陳炎順先生は彰化の老大媽祖廟に道場を 設けて数多くの門人を養成したとのことです。
- 少林金鷹拳の特徴:
- 少林金鷹拳は南派少林拳の一派で古流の空手の源流を思わせる直線的できびきびとした明確な動作が特徴です。最初に、拳母という基本型を学び、続いて一蝶頭、一蝶尾から七蝶尾まで14種の型を学びます。さらに、その上の型が数種あり、この他にも鉄釵・鉄ハ・藤牌・棍・鎌などの各種武器も学びます。練習方法は、まず最初に準備運動を含む基本となる技を学びます。次に、上達に応じて一人で行う型を学び、さらに上達すると型の意味を理解し、使えるように二人組みで練習します。各種武器も同じような流れで練習していきます。個人の目的・レベルにあわせて無理をせずコツコツと「細かく長く」続けることが上達への近道だと思います。
稽古の流れ:
1. 身体をほぐし:
2. 突き・蹴りの練習:
3. 少林金鷹拳 基本套路の練習 :
4. 最後に武器法の練習: