クラスの紹介:
日曜日：10：00-11：30:有料体験はこちら：
- このクラスは佐藤金兵衛翁直門クラスで、歴史のあるクラスです。 王樹金老師より伝えられ、佐藤金兵衛翁自らが実践・伝承した太極拳を稽古しております。 太極拳は健康体操のイメージが強いと思います。当然健身法として素晴らしい効用がありますが、武術としての理合・実戦法も大変興味深い拳法です。
- 太極拳は誰でもが出来る運動です。今まで運動経験がない、ここ数年来運動する機会がなく運動不足など、こんな方々でも気軽に始められるのが太極拳の魅力の一です。実は私も太極拳を始めるまではほとんど運動いない派でした、学生時代はどちらかというと運動に苦手意識があったほどです。ですが、太極拳を初めてもう２７年になります。無理せず永く続けていけるのも太極拳の魅力です。そして、太極拳はただの運動としてだけではなく、その中には普段あまり意識していない、当たり前のように行っている呼吸を、深く長く意識して行うことで、気持ちをリラックスさせる効果や、太極拳に集中することでちょっとだけ日常を忘れ、ストレスを和らげる効果もあります。また、太極拳には護身術としての側面もあり、永く太極拳を続けて行くことで自分を護っていく技術を身に付けることも可能です。太極拳の魅力は一言では語ることが出来ませんが、一度その魅力を知ってしまうとその奥を追及したくなる、だからやめられない。それが太極拳です。一週間の疲れを癒し、明日から元気に働ける身体を作る太極拳です。
稽古の流れ：
- 稽古の流れは、準備運動（約２０分程）、下半身のストレッチ、膝裏から股関節を中心のストレッチ（約５分）、スワイショウ１００回、たて波運動１０回、皿回し１０回、八式健身功８回、立禅（約５分）、太極拳歩法（約１０分）、太極拳套路（約２５分）です。なお、以下は套路が終わっていない方ですが、套路を、終わってる方は、２人で組んでの簡単な鍛錬（約１０分）、自由稽古（約１５分）、各自套路などの研究時間、心眼流初伝７本（約５分）です。
1. 基本鍛錬 :
- 吐納法から始め，立禅・気功法を行います。 武術としての突き・蹴り・受身等の鍛錬と、体の伸縮運動・捻転運動も行い、健身法の効用も十分得られます。
2. 型（套路）：
- 太極拳を行います。 ９９勢からの技（動き）の編成になっております。 ここ日曜クラスでは、９９勢を6つに区切り進めていきます。（ １）1勢～14勢、（２）第15勢～31勢、（３）第32勢～55勢、 （４）56勢～65勢、（５）第66勢～83勢、（６）第84勢～99勢です。
3. 推手・用法：
- 型の稽古の次は、対人しての稽古に入ります。推手そして型の理合説明をし、組み技に入ります。約束組手から入り、体を作り慣らしていきます。そして応用技、自由に攻防する組手へと進めていきます。型の①・②を修練後に③の稽古に入ります。
4. 柳生心眼流：
- これは日本の古流武術です。佐藤金兵衛翁は古流柔術の伝承者でもあります。柳生心眼流の動きはシンプルですが、その用法は非常に実践的に優れていて、佐藤金兵衛翁指導の時は全クラス柳生心眼流で稽古を納めていたほどでした。その意志を引き継ぎ、同様に最後に稽古をして納めます。
